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農業高校ってどんなとこ?その特徴5つとメリット・デメリットを紹介

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管理人

この記事では、農業高校出身の僕が農業高校ってどんな場所かを紹介します!

農業高校と言うと、農業についてばかり学ぶ高校だと思っていませんか?

正解です。

ただ、農業を学ぶ学校だとは知っていても、どのような場所なのか知らない人も多いでしょう。

今回は、農業高校出身の僕が農業高校の特徴と、メリット・デメリットを紹介します。

この記事で分かること

  • 農業高校のリアル
  • 農業高校に向いている人

農業高校とは?

農業高校とは、その名の通り農業についての専門知識について学ぶ高校です。

毎日の授業や実習を通して、農業の知識や技術などを身に着け、未来の日本(世界)の農業を担う人材を育てていきます

実際、農業従事者になるために農業高校に入学する生徒は何人もいます。

農業高校の5つの特徴

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農業高校の主な特徴は以下の通りです。

  1. 授業は専門科目が多い
  2. 農業クラブという組織がある
  3. 農業に関する研究がある
  4. 他の高校や地域との交流が活発
  5. 卒業後は基本就職

それぞれ詳しく解説していきます。

1.授業は専門科目が多い

農業高校は英語や数学などのいわゆる「普通科目」をあまり学ばない代わりに、ほぼ毎日のように専門科目や実習があります

農業高校で学ぶ専門科目には以下のようなものがあります。

  • 作物:作物の生育・栽培について学ぶ
  • 野菜:野菜の生育・栽培について学ぶ
  • 果樹:果樹の生育・栽培について学ぶ
  • 家畜:家畜の生育・育て方について学ぶ
  • 食品加工:食品の加工について学ぶ
  • バイオテクノロジー:生物を利用した技術について学ぶ
管理人

中でも僕が一番好きだったのはバイオテクノロジーで、2年生になってから始まる研究もバイオテクノロジー関係のものを選びました。

2.農業クラブという組織がある

農業クラブ(正式名称:日本学校農業クラブ連盟)とは、全国の農業高校の生徒が加入している組織で、1950年より「科学性」「社会性」「指導性」の育成を目標に結成された組織です。

農業クラブでは一年に一回、全国大会というものが行われ、そこではプロジェクト発表会や意見発表会、農業鑑定協議会などの大会が行われます。

管理人

また、農業クラブは一校に何人かの幹部(会長・副会長など)が組織され、僕も当時は幹部の中の一人でした。

3.農業に関する研究がある

農業高校では2年生(遅くとも3年生)になると農業関係の研究・プロジェクトを行います。

この研究・プロジェクトは先ほど軽く紹介した農業クラブのプロジェクト発表会に向けて行うもので、まず初めに「校内大会」、そこで学校から選ばれると「県大会」、「地方大会」、「全国大会」の順に参加できるようになります。

管理人

ちなみに、僕の行っていた研究は2番目に大きい「地方大会」まで進むことができました。

4.他の高校や地域との交流が活発

農業高校は農業クラブや研究・プロジェクトの関係で他の農業高校や地元との交流が活発に行われます。

他の農業高校とお互いに意見を交換しあったり、研究・プロジェクトを役場や地域住民に協力してもらったりと、いろんな人と関わることができるのも農業高校の特徴の一つです

管理人

僕の行っていた研究も街の協力ありきだったので、地域の方には本当にお世話になりました。

5.卒業後は基本就職

農業高校は卒業したらほとんどの人の進路は就職です。

僕のように大学や専門学校に行く人もいるにはいますが、ほとんどの人は3年生になると就職活動が始まります

なので、早い人だと3年の前期には進路が決まったりします。

管理人

進学の人は進路が決まるのが他の人よりも遅いので、周りの人が内定を次々と貰っていた時はかなり焦りました。

農業高校に入学する5つのメリット

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農業高校に入学するメリットは以下の通りです。

  1. 普通科目が簡単
  2. 実習が楽しい
  3. 農業クラブの大会が楽しい
  4. 就職に強い
  5. 頑張れば大学にも行ける

それぞれ詳しく解説していきます。

1.普通科目が簡単

特徴でも紹介したように、農業高校で主に学ぶのは農業に関する知識や技術ですので普通科目はそこまで深く勉強しません。

特に、高校1年の普通科目の内容はほとんど中学生のような内容なので、よっぽど授業を聞いていないということが無い限り、赤点はほとんどあり得ません

なので、専門科目さえしっかり勉強しておけば補修などの心配も無いです。

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その代わり、英検や数検などを取る人はほとんど独学になるので注意です!
僕も数検2級を取るときは数学の先生に自分から教えてもらいに行ったりしてました。

2.実習が楽しい

農業高校では田植えや野菜の収穫など、ほぼ毎日のように何かしらの実習があります。

僕はこの実習の時間が大好きで、実習中はほとんど友達と雑談などをしていたため、あっという間に時間が過ぎていきました。

身体を動かすのが好きな人だったらとても楽しめる授業です

管理人

特に好きだった実習は「販売実習」で、お宅訪問しながら野菜を売るのが楽しかったです。

3.農業クラブの大会が楽しい

先ほども紹介したように、農業高校生は農業クラブというものに所属しており、農業クラブには大会が存在します。

意見発表会やプロジェクト発表会などの地方大会・全国大会が他県で行われる場合は、ほとんど旅行のような感覚でその開催地へ行くことができるのでとても楽しいです
(ただ、あくまでも学校を代表して行くのでそれだけは胸に刻むように...)

この大会は全国の農業高校生が参加するものですので、良い発表を行うことができれば誰でも参加できるチャンスがあります。

管理人

僕も農業クラブの幹部などの関係で地方大会、全国大会に参加したのですが、どっちも旅行のような感覚でとても楽しかったです。

4.就職に強い

農業高校は就職高校ですので、就職したい人へのサポートはかなり厚いです。

学校側からおすすめの就職先を紹介したり、職業の適性検査を定期的に行ったりといろんな所でサポートしてくれます。

特に農業・食品関係の就職先に強く、僕の友達も大手食品メーカーに行きました。

管理人

農業・食品関係の仕事に就きたいと考えている方には本当におすすめの学校です。

5.頑張れば大学にも行ける

就職高校とは言え、毎日の学習を頑張れば大学や専門学校にも普通に行くことができます。

特に、農学部のある大学の場合は専門高校の推薦枠を狙うことも可能です。

農業高校での進学を狙っている人は日々の授業やテストに真面目に取り組み、高い評定を取れるように頑張りましょう。

管理人

筆者も農業高校から国立大学の農学部へ進学した人の一人です。

合わせて読みたい

以下の記事では、僕がどのようにして国立大学に入学したのか、推薦入試のコツを紹介しています。

農業高校生だけでなく、一般高校生で推薦入試を受ける人にも役立つ情報ですので、興味のある方はぜひご覧ください!

農業高校に入学する4つのデメリット

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農業高校に入学するデメリットは以下の通りです。

  1. 就職先は絞られる
  2. プロジェクトは選ぶ場所によってかなりキツイ
  3. 大学に進学した後の勉強が大変
  4. 洗濯が大変

それぞれ詳しく解説していきます。

1.就職先は絞られる

農業高校で学んだ知識を生かせる仕事として挙げられるのは、大きく分けて「農業系(農業・農業組合など)」、「動物系(畜産・獣医など)」、「食品加工系(パン・お菓子メーカーなど)」、「公務員(農業系)」の3種類のみです。

一応、他のジャンルの職業に就くこともできますが、農業高校での経験はほとんど生かせず、1から知識や技術を学んでいく必要があります。

管理人

農業系意外だと介護士や保母さんなど、福祉系を目指す人が多いイメージです。

2.プロジェクトは選ぶ場所によってかなりキツイ

農業高校では2~3年からプロジェクトが始まると紹介しましたが、そのプロジェクトでキツイ場所を選んでしまうと授業の時間だけでなく、放課後や休日なども活動を行う場合があります

なので、プロジェクトを行う時は自分の本当に興味のある分野を選ぶか、予め情報を収集しておいて選択する必要があります。

管理人

僕は運良くとてもホワイトで、優秀な研究室でした。

3.大学に進学した後の勉強が大変

農業高校は普通教科はあまり深く勉強しないと紹介しましたが、その影響もあり、大学では他の生徒とかなり学習内容に差がついているので、入学したらその差を埋めるためにも人一倍勉強する必要があります。

そうならないためにも、農業高校で進学を考えている人は独学で普通高校の内容を勉強するようにしましょう。

管理人

農学部の場合、化学・生物は特に勉強するようにしましょう。
僕は英語も苦手だったので最初の頃はかなり苦労しました。

4.洗濯が大変

農業高校では実習の際に作業着を着るのが一般的ですが、実習はほぼ毎日のようにあるので定期的に洗濯する必要があります。

特に、田植えなどで泥だらけになった時や、家畜の実習で服に臭いが付いた時などは洗うのが大変です。

管理人

農業高校に入学した時点で汚れるのは覚悟しておきましょう。

農業高校に入学する人の4つの特徴

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農業高校に入学する人の特徴は以下の通りです。

  1. 成績があまりよろしくない人
  2. 農業・食品関係に興味がある人
  3. 勉強したくない人
  4. のんびりした人が多い

それぞれ詳しく解説していきます。

1.成績があまりよろしくない人

何度も紹介しているように、農業高校は就職校なので進学に向けた勉強と言うのはあまり必要とせず、入試のハードルもかなり低めです。

なので、農業高校に入学する人は「上の学校を受けたいけど落ちそうな人」や「純粋に中学生時代の成績が酷い人」などが多いです。

管理人

僕の学校なんか筆記試験の成績とはほぼ関係なく、面接に参加すればよほど態度に問題が無い限り落ちることはありませんでした。

2.農業・動物・食品関係に興味がある人

成績は普通に優秀だけど、農業や動物食品関係の仕事に興味があって入学する人も結構います。

そのような人たちは大体卒業後は農業関係の専門学校や、大手食品メーカーなどに就きます。

管理人

このような人たちもいるので、就職校とは言え学年成績は侮れませんでした。

3.勉強したくない人

特に将来のことは決まってないけど、取り合えず楽をするために農業高校に入学する人もいます。

農業高校は基本専門科目の勉強をするだけでもそこそこ良い成績が取れるので、正直かなり楽でした。

管理人

正直、進学校に行ける人であれば勉強をしなくても学年上位に余裕で入れます。

4.のんびりした人が多い

これは僕の個人的に思っていることですが、農業高校はのんびりした人が多いです。

僕もマイペースな性格だったので、クラスののんびりした雰囲気はとても居心地が良かったです。

管理人

人と対立することもほとんどありませんでした。

農業高校には普通の高校では味わえない魅力がある!

農業高校は農業について学ぶ学校ということもあり、普通の高校では学べないような専門知識や技術を身に着けることができます。

当記事を通して農業高校の活動に興味を持っていただけたら幸いです。

他にも農業高校について質問がございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

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